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2017年11月22日 (水)

良いかどうかの前にまず「夫婦である」ことが大事。と思った水曜日の私。

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高田漣さんが今日のゲスト。

ちん。はもともとどちらかというとペダルスティールを始めとした弦楽器でありとあらゆるアーティストをサポートしているミュージシャン、あるいはソロアーティストのイメージが強い方です。

細野晴臣さんの心強いサポート、あるいはYMO、星野源、アンサリー、ハナレグミ、原田郁子あるいは高橋幸宏さん、原田知世さんらと組んだpupa。

遅ればせながらシンガーとして強く認識したのは2015年お父さんの高田渡さんのカバーアルバム『コーヒーブルース〜高田渡を歌う〜』でした。改めて伝説のフォークシンガー高田渡の息子なのだと思ったものです。その佇まいといい多くのミュージシャンに絶大の信頼を受けるその姿は私ちょっと憧れています。

「福岡好きですねえ。ほんと食べるもの美味しいし」

今年は様々なサポートや自身のライブで今までで一番福岡に来ているという高田漣さんはニッコリと笑います。

今日のガチャポンの質問は「ツアーについて」「自分を一言で表すなら」。

「堕落してますねぇ」爆笑。
「仕事してないと、父じゃないですけど家にこもってずーっとお酒飲んでる。そんな毎日です」

と、ちょい照れ目で答えてくれました。

締切があればがんばれる。だから今忙しくさせてもらってるのはありがたい。
ひょうひょうとしてそんなお話をしてくれる漣さんですが、現在はとても受け身には見えない八面六臂の大活躍です。51A7X6jCwNL

今回は細野晴臣さんのツアーと自身のライブで来福しています。

個人的な興味で一つ質問。「細野晴臣さんって漣さんにとってどんな存在でしょう」。
細野晴臣さんのサポートとしてもう10年、今回発売された『ナイトライダーズ・ブルース』を聞くとあくまで個人的な感想ですが細野晴臣さんの影響を強く感じます。

「音楽の先生のような存在で、音楽家としての数々のアドバイスや古い音源を教えてくれたり。確かに今回のアルバムにはそのへんが反映されてると思います」

10月4日に発売されたばかりのニューアルバム『ナイトライダーズ・ブルース』は早くも第59回日本レコード大賞の優秀アルバム賞を受賞しました。

「なんか実感全然無いんですよねえ」と微笑む漣さん。

しかしながらこのアルバム素晴らしいです。

「はじめて迷わずに自分の中からスッと出て作れたアルバムですね」
これには前作『コーヒーブルース〜高田渡を歌う〜』で父、高田渡をその後のツアーまで歌ってきて溜まってきたものもあるようです。

アルバムにはペトロールズの長岡亮介さんやハンバートハンバートの佐藤良成さんとともに細野晴臣さん、林立夫さん、鈴木茂さんのTIN PANもゲストに迎えて、発売されるのは70年台を中心に日本のフォーク・ロックの名盤の数々を送り出したベルウッド・レコード。

細野晴臣、大滝詠一、はちみつぱいそして高田渡といった伝統をしっかり感じる懐かしくも刺激的な音楽。

だけど大事なのはこれはきわめてモダンな音楽だということです。
一聴して90年台中盤、とても好きだったサーフミュージックを思い出しました。ヴィンテージな音楽を愛するアーティストたちがHip-Hopや現代の音楽を吸収して今鳴るべき音に仕立てて大きな支持を受けた小さなムーブメント。そんな音楽と同じ精神を感じます。

一曲目の「ナイトライダー」の冒頭は、G. Love & Special Sauceへの明らかなラブコールとしての引用からはじまります。

「あの頃の音楽が好きで、今時分がやりたいこととすごく共通点を感じて今回は突き詰めてみました」.

今、20代くらいの若いアーティストでこのあたりの音楽をやりたい人たくさんいますが、きっとうらやましがりそうな古くて新しい、そんなアルバムです。

さて、そんな高田漣さんは色んな形でここ福岡でも実際に見ることができます。

まずはなんといってもFM FUKUOKAがお届けするすごい顔ぶれのたまらないライブからご紹介。

出水酒造 presents FM FUKUOKA 祝!Re-folk 10周年記念ライブ 泉谷しげる×なぎら健壱×高田漣2017年11月26日(日) open:16:00/start:16:30
電気ビルみらいホール

そして、細野晴臣バンドとしても間もなく、

細野晴臣 アルバムリリース記念ツアー SOLD OUT!
2017年11月23日(木・祝) open:17:30/start:18:00
都久志会館

さらに来年にはソロツアーも予定しています。

高田漣 デビュー15周年記念弾き語りツアー ロンリー・ナイトライダー
2018年3月24日
門司 ブリックホール

ソロツアーについては「アルバムを作っている時点でツアーは一人で回ろうと決めていたんで」とのことで、今回のツアーに合わせてリアレンジしてじっくりと聞いてもらえるよう準備しているそうですよ。

実力はミュージシャンにして、素晴らしいシンガーソングライター。
今日はそんな漣さんの素顔を少しだけ垣間見ることができました。

またぜひ、スタジオでお待ちしてます!

TONE - 高田漣 (情報はこちらからどうぞ:外部リンク)

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さて、今日のメッセージテーマは11月22日「いい夫婦の日」てことで、本日は珍しくヒネらずに「夫婦の話」でした。

個人的にはあまり縁のない「いい夫婦の日」ですが、せっかくですから今日は思いっきり「いい夫婦自慢」を聞いてみたいなー、と思ったんですね。

ま、そんなことを言いつつも実は「自慢できるほど良い夫婦なんてそんなにいっぱいないんじゃないの?」なんてちょっとだけ思っていたんですが、フタを開けると大間違い。本当にすみませんでした!

そんなツンドラ地帯のように凍てついた心の私(と、バンさん)を溶かすような良いエピソードがいっぱい!
「このやろ〜」なんていいながらとっても楽しかったですよね。

そして、少なくとも水曜ラジコンリスナーの「良い夫婦」たちはには共通する部分があることに気づきました。

  • 全体的に明るい。
  • 「ありがとう」などの細やかな感謝の気持ちなどを口にしている。
  • お互いモヤモヤした気持ちなどはその場で完全に解決する。
  • 結構ベタベタしている。(=スキンシップをとる)
  • つまり、夫婦関係が良くあることに関しての努力を惜しまない。

そんなところでしょうか。

もっともいろんな形があるのは間違いないんですが、家族持ちの皆さんは参考にしてみては?

中にはちょっと極端な方もいらっしゃって、

「朝起きてから寝るまでことあるごとに『おめでとう』と言う」旦那さんみたいな方も。
でもまあ、そういう気持ちって結構大事かもしれませんよね。

気になったのは「車のナンバープレートが「1122(いい夫婦)」と言うメッセージ。

メディアなんかでは時々聞くけどすごいなー。実際にそういう人っているんだねー。なんて話していたら結構リスナーさんの中で「1122」のナンバーをとってる方が多かったんですよねー。メッセージがいくつも届いてびっくり。

いろいろな話題があり、時には愚痴も、時には絶望も、希望も、笑いもそして番組を通して日頃言えない奥さんへの感謝のメッセージに軽く涙しそうになったりしながらも、とても楽しい今回のメッセージテーマでした。

そいでもって、最後のほうにいただいた付き合って33年のベテラン夫婦の奥さんの一言には今回の総括というか「良い夫婦」の凄みのようなものを感じましたね。

「もう仲良くもなく、仲悪くもなく。
でも、ある時から「親」と思い浮かべたときに、自然に旦那のお母さんの顔が浮かぶようになって『これが家族になるって言うことかな』と実感しています」

ふ、深い!

皆さんありがとうございました。

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今日のチンタメは壮絶な人生と今もなお愛されてやまない孤高の画家ゴッホの死の謎を追う、驚愕の「油絵アニメ」『ゴッホ~最期の手紙~』です。

170億2000万円で落札された『医師ガシェの肖像』、126億6000万円の『ジョゼフ・ルーランの肖像』124億5000万円の『アイリス』、ひまわり」は日本の保険会社が53億円で落札して話題にもなりました。

現在、世界で最も愛され高額に取引されるゴッホの名作の数々。
だけど1891年、38歳で自殺してこの世を去るまで、生前に売れた作品はたったの1点。

画家になる決意をするのがなんと27歳。
わずか10年の間に残した作品はスケッチまで含めると2100点。その貧しく不遇な芸術家人生以上に歴史に残る奇行の数々。天才、狂人、好色にまつわるエピソード。そして生涯を兄を愛してやまない弟テオによって支えられてきた(正しくは金銭援助と膨大な手紙でのやりとり)生き方は、あまりに激しく伝説となっています。

『ゴッホ~最期の手紙~』は数多く作られたゴッホにまつわる映画の中でもとりわけ異色です。

ゴッホがこの世を去って1年後、懇意にしていた郵便配達人ジョセフの命を受けて、忘れられていたゴッホの手紙を弟テオに渡すべくパリに渡り、やがてゴッホの死の謎を解明する旅となる過程を描いた、ちょっとミステリーチックな作品。

その大きなテーマの一つは「ゴッホは晩年本当に正気を失っていたのか?」そしてその死の真相は正しいものだったのか?ということ。

そしてこの映画はそんな物語を全編「動くゴッホの油絵」として油絵アニメで描いていることです。

登場する人物は興味ない方も見れば「ああ!」と思うようなゴッホの名画の中の人。

主人公はアルマンは『アルマンの肖像』のゴッホ随一のイケメンと言われた黄色いジャケットのアルマン。あごひげをたっぷり蓄えた父親は「郵便配達夫ジョゼフ・ルーランの肖像」のジョゼフ。タンギー爺さんにガシェ医師。

名画「夜のカフェテラス」にゴッホが夜な夜な通い、有名な「黄色い家」で寝る。『星月夜』 も『カラスのいる麦畑』 もどれもこれもゴッホの名がそのままの油絵。

まずプロの俳優を使って絵画に似たセットを作り、実写映画をまず撮って、それをキャンバスに投射したりモニターで見比べながら世界じゅうから、ゴッホの模写作品を募り集められた125名の画家により、プレス資料によれば62350枚。1秒で12枚のゴッホタッチの油絵で表現されているのです。

もはやちょっと軽く常軌を逸しているとしか思えない情熱と作業でつくられた90分強の作品です。

正直、物語はかなり地味。
衛星放送やNHKのすごく面白いフィクション風のドキュメンタリーといった味わいですが、その画面は全部動く油絵ですから、本当に今まで見たことのないような作品になっています。

絵画タッチのアニメや、アート作品としてのこの手のアニメ作品はなくはないのですが、ゴッホを忠実にのような恐ろしい作品は初めて。

それだけでも見る価値はあるのでは。

逆に初期のCG作品や、海外の(ロトスコープという技法)のアニメなどのような動きが気持ち悪かったり若干酔うような気分になる瞬間もありますが、私はすぐに慣れて没入してしまいました。

そしてアルマンとともにゴッホ世界を旅する中で、ゴッホの人生とはなんだったんだろう。芸術に殉じて死後今のように投機対象のような扱いで誰かの懐を暖め続けている現在ってどう思うだろう。とかつらつらといろんなことを考え、最期にしずかにジンとしている自分がおりました。

観たこともないものを見せてくれるのも映画の楽しみ。
みなさんもぜひどうぞ。

今日はここまで。

また次回です!

コメント

ブログにも書いていますが、

自分もスキンシップが多い人は良い夫婦だと思います。

独身で彼女も居ない自分はこういう夫婦に憧れます。

いつもありがとうございます!
憧れますよねcoldsweats01
ああ、寒くなるとスキンシップに憧れるっcoldsweats01

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