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2018年4月25日 (水)

あ!水曜日でふくらみました色々。

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今日のゲストは1938年福岡県直方市生まれ。ファッションフォト、広告の世界から、デヴィッド・ボウイをはじめ、T.REX 、YMOなどの世界中のビッグアーティストから厚い信頼と尊敬を集めながら今もなお打一線で活躍する世界的写真家、鋤田正義さん

ごらんください、いつもアーティストと「近い!」と評判のよろしくない私の鋤田さんとの微妙な距離を。畏敬の距離がでております。

若かりし頃より写真展なども拝見し尊敬申し上げております私。
鋤田さんの写真を通して知るロンドンのかっこよさに憧れたものです。

ゲストの出演部分はこちらから→  http://radiko.jp/share/?t=20180425151655&sid=FMFUKUOKA
(radikoタイムフリー、放送後1週間に限り放送エリア内とプレミアム会員の方が聞くことができます)



「地元はいいですね。ご飯がおいしいし」
スタジオに入ってきた鋤田さん、今年で80歳。おだやかで笑うと少年のよう。
ちなみに、そのおいしい食べ物は「うどん」だそうですよ。

今日のガチャポンの質問は「忘れられない出会い」。

古今東西のアーティストと出会い数々の傑作を残してきた鋤田さんの一番の出会いは?
「マーク・ボランですね」

41 NcK2L5ZLグラムロックの永遠のアイドルにしてヒーロー。
1969年の伝説のウッドストックのコンサートを間近に観て衝撃を受け、カルチャーとしてのロックへ傾倒した鋤田さんのごく初期の出会いが無名時代のT.Rexのマーク・ボラン。

(画像は鋤田正義さんの作品集「T.Rex 1972 Sukita」の表紙)

一世を風靡しつつ30を目前に急逝したこともあって、鋤田さんとしても思い入れは深いよう。

そして1972年、そのT.REXの撮影のために訪れたロンドンの街角のポスターで無名時代のデヴィッド・ボウイを知ります。

以降2016年に亡くなるまで40年間、鋤田氏とボウイのフォト・セッションは20回以上といいます。

公私共に懇意だったイメージのデヴィッド・ボウイ。
実際「東京に来ると電話かかってきましたね。『写真撮ろうよ』ってな話になったり」。

どんな会話されたんですか?
「会話無いです。僕英語できませんので」

ええええ!
つまりボウイとは一貫してファインダーを通してコミュニケーションをとり、写真を通して深い信頼関係と友情を築いていたということ。なんてカッコイイお話でしょうか。

「仕事じゃないですもんね」
どのようにしてアーティストたちと信頼関係を築き、歴史に残る唯一無二の表情を撮ることができたのか?そんなことを聞こうとして居た矢先にこんな風な言葉をいただきました。

a4front_1000「依頼がなくても、自分がとにかく時代を撮りたいってのが夢だったもんで、それだけ」

広告写真としても数々の傑作を残していますが、それらで資金を稼いで、その分を自分の気持が赴くままに時代をロックアーティストを追いかけたのだとか。

そうやって時代の匂いまで濃厚に封じ込められた数々の作品は、当時も今も世界各地で写真展や作品集として残されているのですね。

そんな鋤田さんの生まれ育った直方で里帰り写真展が只今開催中です。

鋤田正義写真展 IN NOGATA 2018 「ただいま。」
2018年4月3日[火]~5月20日[日]
※4月30日(月・祝) は開館
直方谷尾美術館

「僕、10年くらい前から80になったら東京はいいやって思ってて、やりたいなって思って」

鋤田さんの原点である当時の直方の風景からボウイさんら著名人の写真など、60年を超える作品から「多分320、30点はある、ぼくの作品展では最大になります」とのこと。

鋤田さんの活動を応援する多くの地元の方や、クラウドファンディングでの多くのサポートもあって実現した今回の作品展必見です。

「楽しく僕自身も写真撮ってるんで、楽しく観て頂けると思います」

さらに

鋤田正義 ✕ 鮎川 誠 SPECIAL TALK!
開催日:2018.4.29(日)
開 始:17:00 Start (開場 16:30)

期間内に行われる鮎川誠さんとのトークショーも必見でしょう。

美術館HP:http://yumenity.jp/tanio/
写真展HP:http://sukita.photo/

さらに、間もなく鋤田さんのドキュメンタリー映画映画320『SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬』も公開です。

公式サイト http://bit.ly/2Junfh0

KBCシネマにて6/2(土)より公開予定

「一回しか見てないから。恥ずかしくて」

と本当に恥ずかしそうな鋤田さんですが、鋤田さんの現在から過去の姿と作品を捉えながら、鋤田さんと縁の深い、あるいは尊敬してやまない世界中のアーティスト、クリエイターの証言で、鋤田正義という時代を捉え続けた一人の写真家の姿を浮かび上がらせます。

というか、鋤田さんと縁のある方ということは世界中のキラ星のような豪華著名人が出演ということです。ロックやサブカルチャーに興味ある方はこちらも必見。

この映画を観てもそうですし、今回お迎えしてもつくづく思ったのですが、穏やかな語り口の中にも、まさにファインダーを覗いて今を切り取ってきた歴史と、自信に圧倒されます。

でも、目の前の鋤田さんはひょうひょうとして世間話のようにおだやかに語られるだけ。ただその口から出る言葉には、あらゆる分野の有名人の名前がサラリと出てあっという間に流れていく。そこに時折ハッと私たちが勝手に恐れおののいているだけなのですけどね。

これからは風景を撮っていきたいんだと、穏やかに語る鋤田さん。
激しく時代を駆け抜けてきた先の笑顔なんだなあと思て、静かに感動している私たちでした。

ちなみに、今日の鋤田さん首からコンパクトカメラをやっぱり下げていて、いつだって気になるとシャッターを切るんだそう。

そんなお話を振ってみると「うん。機材はね割合なんでもいいんですよ。やっぱり人。自分と被写体だからね」みたいなお話してくれて、これまたじんわりと感動した私でした。

鋤田さんありがとうございました。
ああ緊張した。

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IMG_5268差し入れのシュークリームでご機嫌の私たち。お礼言う前に帰っちゃっててすみません!

さて今日のメッセージテーマは、私たち画期的なテーマ設定を開発しました。

「あ!ふくらんだ」

今日は何の日かとかみたりとか、色々ひねり出しているメッセージテーマですが、抽象的なワードを設定することでそこからイメージを膨らませてどんなメッセージでOK。という。

画期的と言うか投げっぱなしと言うかよくわかりませんが、他の番組は知りませんが水曜日としてはかなりチャレンジングなテーマを設定してみました。ってそんな大げさなことじゃないんすけど、思いつきでね。

で、結果どうだったかと言うと後半になるにつれたくさんのメッセージ頂きました。ありがとうございました。とても紹介しきれずごめんなさいねえ。

リスナー側もここはチャレンジということでチャレンジングな内容も多数。
具体的にはディープ目のシモネタ、キワキワのあたりかなりあったようで、ハッハッハ、読めんかった。すんません。

こうしてお互いうまいラインを見つけ出すのでございます。今後ともどうぞよろしく。

全体としてはとてもバリエーション豊かで、いつものように水曜リスナーらしい「あ!ふくらんだ」から、「ふくらし粉」や「肉まん」、「パン」などド直球なメッセージからスタート(笑)。

そこからじわじわ広がり、

膨らむ期待
恋の予感に膨らむ胸
思わず怒りに膨らむほっぺ
膨らませまくったウソに困る人
油断して膨らみまくった肉体をシェイプアップ

などなどいろんな話題をいただきました。

面白かったのは、今回に限っては常連で送っていただいた方よりもはじめて投稿した方のメッセージを読む機会が多かったような気がします。

面白かった。

しばし、今回の検証や改良など加えまして、またこのパターンやります。
みなさんどうぞご期待。と不安を。はっは。

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さてチンタメでーす。

去年くらいから、ハリウッドでやたらとジャパンカルチャー大好き映画が続々と公開されていて、去年は人形アニメだけど日本人より日本的といわれた「KUBO」それにマーティン・スコセッシが監督した「沈黙 -サイレンス」でしょ。で、今は巨大ロボと怪獣が大暴れの「パシフィック・リム」の続編は今度はエヴァみたいになっちゃって東京も舞台に出てきますし、この後には名監督ウェス・アンダーソン監督の人形アニメーションの「犬が島」が待機中。

日本の時代劇から現在のポップカルチャーは、自分たちが思っている以上に世界中の人に影響を与えていladyるんだなあと実感します。で、今日はリクエストもあったしその手の大本命スティーブン・スピルバーグ監督作品「レディ・プレイヤー1」をご紹介。

今から27年後。2045年。環境汚染や気候変動、政治の機能不全により、世界は荒廃していた。そのため、スラム街で暮らさざるを得ない状況に陥った地球上の人口の大半はネットで繋がったVR「オアシス」と呼ばれる仮想現実のまあ、オンラインゲームなんですね。世界に入り浸っていた。

その世界は80年代、90年代のポップカルチャーてんこ盛り。

「BTTF」のデロリアンが走り、「AKIRA」の金田バイク、「マッドマックス」のインターセプター、クラッシュしてる車は「マッハGoGoGo」とバットカーで、隅っこでキティちゃんやけろけろけろっぴが一瞬歩いていて「ジュラシックパーク」のテラノザウルスとキングコングが襲いかかってきてアイアン・ジャイアントが活躍してガンダムが飛び昇竜拳昇竜拳。

みたいな世界。
お金も稼げるし、恋も戦いもやり放題。

そんな仮想現実の世界を作り上げたクリエイター、この世界の創造主ハリデーが亡くなって全世界に向けて遺言が発表される。オアシスに眠る3つの謎を解いて「イースターエッグ」を手に入れれば56兆円とオアシスを継承できるという。そして全世界を巻き込んだ史上最大の争奪戦の幕が開ける!

まあストーリーは少年ジャンプ的な、中学生の夢みたいなシンプルなものですが、なんといってもその世界の構築がすごい。

私の感想は「超高級駄菓子みたいな映画」です。
みんなだいすきでしょ。

ありとあらゆるポップカルチャーのアイコンが総登場。
原作のアーネスト・クライン(今回、脚本にも参加)「ゲームウォーズ」がベストセラーになった時に有名キャラ総動員の内容に権利的に「アニメ化は無理、実写なんて絶対無理」と言われていましたが、そこを天下の「スピルバーグ印」で突破。なんと原作を改変しつつも、複雑な権利関係を全部解決してしまったという、スピルバーグ以外にはできない荒業でクリアしちゃったのです。

それは夢。
サブカル野郎の夢です。

映画の中のキャラクター、そして背景からストーリー、セリフに至るまで一度観ても絶対に全貌はつかめないビッシリ織り込まれたサブカルチャー、ポップカルチャーのネタの数々。

興味ある人ほど満足度は高く、一方でその時代をまったく知らない若い世代も熱量に煽られてテンション上げると言った具合です。

そんな中でVR世界の微妙にリアルじゃない質感や、現実世界の斬新な集合住宅スタックの、デストピア的かっこよさなどそこかしこにプロフェッショナルな仕事とビジョンは驚嘆するものです。

まあ、基本、あれこれ細かいめんどくさいことは言わずに、期待もあんまりしないでポップコーンのでっかいやつ買って無邪気にわーわーはしゃいで楽しむのが一番楽しい映画と思います。

ただ思うのは、ジャパンカルチャーってすごいなあと。
そして、結局80年代90年代のポップカルチャーってスピルバーグあればこそ、映画の中の神、ハリデーって結局スピルバーグなんだろうなあと。

未来の話でひたすら過去のポップカルチャーを描くって、なんかノスタルジックで保守的だなあとも思ったんですけど、観終わるとね、前向き前向きっていうよりはちょっとヤバイくらい全速力で後ろ向きに走るのとそれはそれでパンクだなあと思いましたね。

スピルバーグ71歳。同時に重厚な「ペンタゴン・ペーパーズ」も公開中と。
鋤田正義さんもそうですけど、優れたクリエイターに年齢は関係ないんだなあ。

今日はここまで。
また次週です。

コメント

ちんさん、げんきですね。こはま、とも、やってるじゃん。おっぱい。。
これ読むと。こういう話って、あった。お父さんの仕事、とかいう小説。
ネットを通してしか、つながれなくなったとき。意外と、新し可能性が開けうるのではないか、というような。現実の仕事と、ネットの中での、つくりものの仕事、とが、つながってるのも、似ている気がする。
では、おげんきで。

ちんさんが、二度もおすすめするから、きょう、ペンタゴンペーパーズをみに行ったら。なんちかまえ、スケジュールは確認したのに。土方歳三がおして、パシフィックリムがおして、その枠にはいっていて、上映しておりませんでした。
こんなことってあるのか、あるのかあ、もういいや、みない。
ばんちゃんは、かわいい。
もうちょっと、ライトを工夫してください。
もっとかわいい。
買い物してかえります。

あおいはこくらげびっちさんありがとうございます!
レディプレイヤー1って確かにそんなお話なのかなと思って期待してみたら、割合大人の結論だったので少し肩透かしでしたhappy01.

あらペンタゴンペーパーズ見られたなったんですね残念。少し申し訳ない気持ち。
なんだかご苦労様でしたsign03

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