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2018年6月13日 (水)

ジョヴァンニ・アレヴィをBGMにすれば自動的に格調高いFM番組になります。

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今日のゲストはBeverlyさん。フィリピン出身で今年24歳。

アメリカやフィリピンなどの音楽祭でこれまで数々の音楽賞を受賞。日本でも早くから熱い視線を注がれ2016年拠点を日本に移し数々のCMやドラマのテーマソングに採用、その歌声に惚れ込んだ小栗旬さんが自身のドラマの主題歌に強く推し、総理大臣公邸で行われた安倍晋三内閣総理大臣とフィリピン共和国のロドリゴ・ドゥテルテ大統領との日・比首脳会談後の晩餐会で歌い、今度は感銘を受けたドゥテルテ大統領からオファー。「ASEAN首脳会議」における「ASEAN設立50周年記念晩餐会」で歌唱を披露、アリアナ・グランデの日本公演のオープニングアクト...と、華々しすぎるプロフィール。

ですがスタジオに軽やかに登場したBeverlyさんはとにかくキュート。
無理なお願いにも喜んでOKで「LOVE THERAPY」の一節をかるーく歌ってくれたんですけど、歌い始めるとその場の雰囲気が一変。その歌唱力としなやかな仕草に圧倒。これはもうものすごいのでありました。


ゲストの出演部分はこちらから→  http://radiko.jp/
(radikoタイムフリー、放送後1週間に限り放送エリア内とプレミアム会員の方が聞くことができます)


それにつけても日本語上手。
だって16年に来日してから本格的に日本語を勉強しだしたんですもんね。ファーストアルバムの頃にテレビなんかで喋っているのを見たことがあるんですけど、飛躍的にもう普通の会話は不自由ない感じ。

「もともと日本のアニメとかが大好きだったから」日本で活動するのが夢だったというBeberlyさん。

好きだったアニメは?と尋ねると「幽遊白書」「スラムダンク」「カードキャプターさくら」「ドラえもん」..とズラズラズラっと名前が。

「『ドラえもん』はフィリピンでは『ドレエモン』って発音するんですよ」とにこにこ。

さてガチャポンの質問は「誕生日の思い出」。

「フィリピンの女性にとって18歳が大事な歳なんですね。家族や友達が集まってごちそうが並んで大きなパーティーを開いてくれるんです」

へえなるほど。18歳なんですね。
でも今年の24歳の誕生日。6月20日はセカンドアルバム「24」の発売日でもあります。また別の意味で大事な誕生日になりますねえ。

91yS9SBymdL._SL1500_「たぶん、人生の中でいちばん大切な誕生日になりますね」とニッコリ。

じゃあ24の誕生日はどんなごちそうを用意してほしいですか?

「えっと、海老の天ぷら、ひつまぶし、ずんだシェイク、どら焼き、エビマヨも!一年に一度のことですから大好きなもの!」

渋いチョイス!かわいい。ずんだシェイク大好きです。

その記念すべき24歳の誕生日に、24時間いつも音楽のことばかり考えているBeberlyさんのセカンドアルバムが発売なわけですね。タイトルは「24」。

「とってもポップでポジティブなアルバムです。ドラマの主題歌やCMのナンバーも入っているのでどこかで聴いたことのある曲もたくさん入っていると思います」

ファーストはBeberlyさんの持ち味である突き抜けるようなハイトーンボイスでグイグイ推してくるイメージでしたが、今回はぐっと日本語の表現力が増して、ポップソングのアルバムとして見事な仕上がりです。

レコーディングでは日本語の微妙な発音や繊細な表現と格闘しながらも楽しかったそうですけど「1ヶ月で8曲くらいレコーディングして」とハードではあったようですねえ。

さて、そんなBeverlyさんのライブを間もなく、日本全国どこでもネットで見ることができますよ。

LINE LIVE『Beverly「24」発売記念 公開リハーサルライブ!』
放送日時:6月19日(火) 20:30-21:30
※この番組は「YouTubeライブ」「Beverly Facebook」でも同時にご覧いただくことができます。

Beverly 「24」発売記念 TWENTY FOUR限定 GYAO!プレミアムライブ
2018/6/20(水) 19:00~2018/6/20(水) 19:30
※生放送のチャンネルURLは後日発表

詳しくはBeverlyさんの公式サイトでご確認を。

また東名阪 ワンマンライブツアー「Beverly 2nd JOURNEY 「24」」も行われますよ。


ちんもバンさんもすっかり短い時間でハートをわしづかみにされたBeberlyさん。
キュートなルックスも、生で聴くと尋常ではないオーラを纏ったボーカルも素敵ですが、本当に一所懸命で不安いっぱいで入ってきて、少し話すとわっと心を開いてくれるようなあたり、その佇まいにハンパない「愛され力」を感じます。それは応援したくなっちゃうでしょう。

またぜひ遊びに来てくださいね。


Beverly(ビバリー)オフィシャルサイト(外部リンク)

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さて、今日のメッセージテーマは「美しい話」。

これはみなさんの美しい話を紹介する。というだけでなくどんなメッセージでも私達が「美しい話」にする!という意味でもあります。

イタリアの天才ピアニスト、ジョヴァンニ・アレヴィの美しいピアノをバックに全編お送りいたしました。

ちなみに上はエフエム福岡のジョヴァンニ・アレヴィこと西川さとりさんですが、実は当番組のプロデューサーなのです。番組中けっこうざわめいておりましたが、どうぞよろしくお願いたします。

どっちかというとそっちが発端でして、6月23日にFFGホールでジョヴァンニ・アレヴィのピアノソロ コンサートがあるね。という話になり、あの美しいピアノが流れていればどんな内容でも美しくなるね!という駄話スタートというわけでありました。

そんなわけで完全に勝手にタイアップ。
各所から悪ふざけと思われないようにちょいちょい告知を入れるという周到な配慮もしてみました。こういうところ丁寧な水曜ラジゴンです。

21世紀のモーツァルト クラシックの革命児
ジョヴァンニ・アレヴィ ピアノソロ コンサート ジャパンツアー2018

2018年6月23日(土) 開場15:00 開演15:30
FFGホール

公演情報|ジョヴァンニ・アレヴィ | 株式会社 スリーオクロック (外部リンク)

↑これこれ。よろしくお願いいたします。

で、結果たくさん頂いたんですが、何が驚いたって、アレヴィの調べに乗せてバンさんとちんが雰囲気たっぷりに読み上げた途端に、ピタっとメッセージが届かなくなるという。手に取るようにヒいている!と震えたわけでございます。

その後はお得意の泣き落としでリスナーさんの善意につけ込んで事なきを得たわけですが(この一文最低)、いつもお世話になっています。

主に「本当に美しい話」と「美しくしてみてほしい普通の話」に別れたわけですが、美しい話はこれがまたとても美しいエピソードが多かったことは強調しておきたいところです。

国内外で見た美しい風景。
親子や周囲の人との日常にふっと発見した美しい瞬間。
身の回りにある見落としがちな美しいデザイン。
人の心の美しい部分。

アルヴィの調べとクロスする瞬間当社比150%の美しさが立ち上るではないですか。
ありがとうございました。

ちなみに中には箸にも棒にもかからない、いつものクオリティの一部のメッセージも多数いただきましたが、恐ろしいことにそれはそれで美しく聞こえてしまうという、音楽の力の偉大さを知る結果となりました。

軽くおふざけではありましたけど、アルヴィとコラボした今回のテーマ、楽しんでいただけたでしょうか。
正直言って、やってる方はすごーく楽しかったです。ま、毎週そうかも知れませんが。こんな番組に毎週お付き合いいただいて心より感謝です!

21世紀のモーツァルト クラシックの革命児
ジョヴァンニ・アレヴィ ピアノソロ コンサート ジャパンツアー2018

2018年6月23日(土) 開場15:00 開演15:30
FFGホール

公演情報|ジョヴァンニ・アレヴィ | 株式会社 スリーオクロック (外部リンク)

↑これこれ。よろしくお願いいたします(しつこい、が正しい)。

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さて今日のチンタメは「万引き家族」です。

最近ねー。ほら、幼児虐待死とかニュースでいろいろやってるでしょ。私ね。ひどいとか可愛そうとかを越えてなんか絶望しちゃうんですよね。ほんとに血でつながった家族ってやつがこの世で唯一の正しいものなんだろうか。みたいな。

そんな事考えてて、まさにピタリ。同じようなこと思っている人には、しんどすぎるくらいピタリがこの映画です。

2018年・第71回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、日本映画としては1997年の「うなぎ」以来21年ぶりとなる、最高賞のパルムドールを受賞で沸き立っています。

監督は是枝裕和さん。これまでもこのコーナーで「三度目の殺人」「そして父になる」「海街ダイアリー」と紹介しております。多分私ファンです。日本を代表する監督。

あのう、贔屓目に言っても最高でした。
そりゃジュラシックパークやアベンジャーズみたいにジェットコースターな展開はないですし、淡々とでもじわじわとテンションがあがって、最後の方は切なくて面白くてどうしましょ。と思いました。52e083d3ea48f354

是枝裕和監督の総決算ですね。
テーマは名作「誰も知らない」と直結してますし、雰囲気は「海街diary」のトーン。ですからまあ「後ろ暗くて貧しい海街diary」と紹介したいくらいです。

撮影も素晴らしく、貧乏くさいけど美しいんですよ。映像以上にそこに込められた心が映ってるようで。

主人公の家族が樹木希林のおばあちゃん、リリー・フランキーと安藤サクラの夫婦、妹らしき松岡茉優、息子は天才子役でした城桧吏。

今日本で一番の名優がワッと集まって家族なんですからそれだけでも、なんならストーリなくても面白いですから!ストーリーもあるし!当たり前だけど。

私、上記の役者さんが出てる映画は大体見ることにしてます。それくらいそれぞれの役者さんは素晴らしいです。そして是枝裕和監督は子役使いの名手。震えるような演技のアンサンブルがこの映画の一つの魅力です。

そこで描かれるのは家族の意味と家族の呪い。そして社会へのやんわりとした怒りです。

万引きを親子でやる家族が、冬空の下明らかに親の虐待でいつもベランダにパジャマ一枚で小さな女の子を、かわいそうだからと連れて帰って家族に迎え入れてしまうところから始まるお話。

だめだけどさ。それって誘拐だけどさ。どっちが幸せだろう。

この家族はそんな家族だけど画面の中では貧しく片寄せあって仲良く生きてる。
映画見ながら相反する気持ちに引き裂かれながらもこの家族が幸せであればよいのに。と思う。これがこの映画の醍醐味で後半に続く怒涛の展開と真実への大いなるフリです。

もう一つ、この映画の主役は「この家」です。もう一つ上げるとすれば「名前」です。

とにかく狭苦しい。し、どこを撮っても登場人物の後ろはモノでぎっしり、こちらになだれ込んでくるようなぎっしり具合。それでもって登場人物だれかを撮っていると必ず家族の誰か、または全員が背景に写り込んでいる。しかも大体こっちを見てるんです後ろで。

先々週紹介した「モリのいる場所」と同じく この家が小宇宙で、その狭さの中で片寄せあっているもはやプライベートさえも守れないこの空間こそが「万引き家族」の家族感を担保する世界なんですね。

一部でなんだか炎上しているらしいですけど、犯罪を容認しているなんてとんでもない。
今回の是枝監督はコレまで以上にある意味非情で、そんな家族を突き放しています。もとより是枝監督の映画では映画の中のことを「良い」とも「悪い」とも決して判断せず、すべては観客に投げられるというパターンです。

このあと女の子を受け入れた結果、いろんなドラマが生まれて少しづつ家族の崩壊が忍び寄ります。それと同時に家族それぞれの秘密が明らかになっていく。それはもう取り込まれた私達にとっても残酷です。それだけにとどまらずスクリーンのコッチ側の私達にその刃は向かうのですね。

あとはぜひ劇場で。
とても悲しくそしてちょっとうれしい。

そんな映画です。
そいでもって、僕の大好きな最低の最高映画「デッドプール2」と全く同じテーマだったことにも驚愕しました。

今週はここまで。
また次回です。

コメント

さとりさんが営業からアナウンサーに復帰したのは知っていましたが、

ラジゴンのプロデューサーになられたんですね。

自分がラジオを聴き始めたときは、さとりさんは朝の番組を担当していたので、

昼の番組に関わっているって知ると、不思議な感じがしますね。

それと、ジョヴァンニ・アレヴィの美しいピアノが流れていると、

確かに美しく聞こえますね。(笑)

BGMがあるのとないのとで全然違う。(笑)

いつもありがとうございます!!
ジョヴァンニ・アレヴィの音楽力すばらしいでしょう。だいたいのもんを浄化しますhappy01使い勝手が良いcoldsweats01

西川Pともども今後ともどうぞよろしくおねがいしますsign03

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