« 8/21 火曜日ラジゴン | メイン | 8月23日 木曜ラジゴン »

2018年8月22日 (水)

ラグジュアリーでアサーティブ、コアコンピタンスあふるる水曜日でありたいと思います。

IMG_7056

今日のゲストはパパイヤ鈴木さん。

福岡だと「おとななテレビ」でおなじみ?博多ぽてとのふりつけとか。
振付師としてならなんたって日本中を席巻したAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」鮮烈なイメージで登場して今年で20周年の「パパイヤ鈴木とおやじダンサーズ」?いやタレントさんとしてなら「まいうー」の人でしょ。調べてみると以前はクラムボンなどにマニュピレーターとして参加していたりWEB制作していたり。

謎。
これほど日本中で知られている方なのにあまりに多岐に渡る活動と、私生活が知れないせいもあってか実態がつかめないのがパパイヤ鈴木さんです。


ゲストの出演部分はこちらから→ http://radiko.jp/share/?sid=FMFUKUOKA&t=20180822151554(radikoタイムフリー、放送後1週間に限り放送エリア内とプレミアム会員の方が聞くことができます)


福岡に住んでる。と思ってる人も多いようですけど、現在は沖縄と東京に家があって家族はそれぞれ良い方で生活しているとか?

ちなみに福岡は福岡の仲間とよく遊んでいるらしいんですが、未だに位置関係がわからないんだそう。

「得体が知れないってよく言われるんですよ」と笑うパパイヤさん。

そこでナイスタイミングな今日のガチャポンひとつめは「自分を一言で表すと?」。

「変なおじさんですね」

あのう、今パパイヤ鈴木さんの職業は?って聞かれたらなんて答えますか?

「ヴァイオリニストでしょうか」
パパイヤさんを検索するとよく葉加瀬太郎さんが出てきてしまうから、だそう。

むむむ。雲を掴むような。

でもスタジオにお迎えする前にバンさんともお話していたんですが、やっぱりパパイヤ鈴木さんは「ダンスの人」ですよねえと。コレオグラファーとしてもパフォーマーとしてもその業績も活動も素晴らしいですよねえ。UICY-15750_tkH_extralarge

自らパフォーマーとして率いる「パパイヤ鈴木とおやじダンサーズ」も20周年。

「20年なんですよねえ。困っちゃって。10年でやめようかと思ったらもう10年できちゃったわけですね。こうなるともう20年はできそうなことになるでしょ。最年長が80になっちゃう」

そして20周年を記念してリリースされるのがミニアルバム「Foolin' Disco」です。本日8/22リリース。

「ディスコ世代なんですよね。ダンスクラシックなんて言われますけど好きなんですけどね、でも80年台の音楽は80年台の音楽だから今の音楽として聞きたいよね。っていうのがきっかけなんです」

そうしてできあがったアルバムは

アップデートされた名曲のカバー、Kool & the Gang「セレブレイション」、Culture Club「カーマは気まぐれ」、Village Peopleのヒットソングメドレーにドナ・サマー「ホット・スタッフ」にはLiLiCoさんがフィーチャリング。

「この曲なんか僕コーラスしかしてないですもん。LiLicoがすげえ歌ってます(笑)」

そしてオリジナル曲はパパイヤさんの言葉の通り、ディスコ愛溢れつつも平成のダンスクラシックたるべく作られた「Foolin'」です。ジャケットも濃ゆいですね!

そんなクリエイター、パフォーマーとしても大活躍のパパイヤさんですが、この秋からさらにまた新しい分野にチャレンジするそう。

世界のダンス~パパイヤ鈴木スペシャル・ステージ! コートジボワール「カストゥリ」
2018年10月24日より、岐阜、愛知、三重、東京、神奈川、福島、北海道などで開催。

「世界の方たちとダンスのコラボしたいよねと。一回目はコートジボワールのカストゥリとジャンベの奏者も招いて日本からもHip-Hopのダンサーと自分ももちろん。純粋に眼の前で身体能力をみてみたい。それを皆さんにも観ていただきたいなあと。詳しくはまだ決まってないですけど」

この夏は甲子園に釘付けで過ごしていたというパパイヤ鈴木さん。

その他中2の時に弟子入りしたダンスの原点、謎すぎる星野隆ジャズバレエ団のお話など、さすがの楽しいお話を沢山聞かせてくれました。

また遊びに来てほしいなあ。
ありがとうございました!

パパイヤ鈴木オフィシャルブログ (外部リンク)

IMG_7063

今日のメッセージテーマは「好きなカタカナ、嫌いなカタカナ」。

カタカナって面白くないですか。
日本語は「漢字」と「ひらがな」と「カタカナ」の3種類でできてるでしょ。「漢字」はもともと(どこからもともとかは置いといて)の文字。で文字ひとつひとつに意味がある「表意文字」。ひらがなとカタカナは「音」をそのまま文字に置き換える「表音文字」。

外国語はほとんど文字って一種類なのに(アルファベットとか)、日本語だけ「表意」と「表音」の2つを使い分けてしかもなぜか「ひらがな」と「カタカナ」「音」を示す文字が2種類があるって不思議。

外来語がカタカナでそれ以外がひらがなって使い分けるから。ってことで現在は落ち着いてますけど、元をたどるとほぼ同時期にできた言葉で、しかも実は遠い昔はカタカナのほうが主力だったみたいな。

ここらは物の本など読むとすげえ面白いんですが、そんなわけでおばあちゃんの世代には「カタカナ」の名前が多いという話。

カタカナはデザインも直線的で好きなんですが、今日はそんなカタカナを思い切りフィーチャー。

最初はやっぱりおばあちゃんの名前で盛り上がりました。
「スエ」とか「イネ」とか「ツル」なんてところから「ソミ」「ヤツ」とか「エニ」なんてトリッキーな並びも多い。

なぜおばあちゃん世代にカタカナ二文字が多いのかについても、いろいろな理由があるみたいなんですけど、それはおいといて、最近ではそんな名前も可愛く思えてきちゃって、最近の子供にはカタカナ二文字が増えているとか。

好きなカタカナ、これも多かったですが言いたい韓国料理の名前「トッポギ」「キンパ」「チーズタッカルビ」は好きでしたね。「パピプペポ」が入るとぐっと可愛くて口も気持ち良いです。

カタカナらしい使い方なのかもなあと感心したメッセージ。
「親しくない人はスマホの登録で名前をカタカナにする」

イマイチピンとこなかった方も多かったようですけど、私すごいわかったな。

カタカナ表記にするとちょっと距離感が出るような気がする。現在のカタカナはちょっと「距離」を演出するのにふさわしい気がします。

一方、嫌いなカタカナはもっぱら若者言葉やとんがったビジネスマンや社長が使いそうな横文字言葉が多かった ですね。

「ジレってなんじゃい」というメッセージ。
チョッキですチョッキ!ベストでもありません!みたいなヤツいいですね。
サロペットなんて世の中にはありませんね。胸当てです。嘘ですオーバーオールですね。

ファッション業界では昔の名前のままではダサいので、新たな名前を引っ張り出してリニューアルする手法はあるあるなんですが、気持ちはよくわかる。

毎週私達からプレゼンしたメッセージーテーマをマネタイズする可能性も低いというのに、おのおののタスクとしてプライオリティを上げて取り組んでいただき、しかもアジャイルに番組にコミットするだけでなく、絶妙にバイアスのかかったレスポンスの内容を紹介する度にみなさんの番組リテラシーの高さにいつも驚嘆する次第です。

って、少しも感謝の気持ちが伝わりませんね。
そういうもんです。ほどほどに。

IMG_7058

今日のチンタメはサイモン・シンの「フェルマーの最終定理 (新潮文庫) 」という本をご紹介。

実はこの前あるところの企画で「学生時代読んでいたら人生変わったかも知れない一冊」というアンケートを受けまして、そんな時に思い出したのがこの本。

もう10年くらい前に読んでいた本ですが、文庫化もされて今もAMAZONの数学ジャンルではベストセラーになっています。

数学は大の苦手な私ですが、この本は別。

数学なんかわからなくても大丈夫。だけどこれを読めば「数学」の面白さ、「数字」の生き物のような不思議さ、そして決して解けないパズルに人生をかけて取り組む数学者たちのアツいドラマを少し理解したような気がしてテンションがあがります。fermar


数学に詳しくなくても知ってる方も多い17世紀の数学者(しかも厳密にはアマチュア)フェルマーが残した「フェルマーの定理」を証明するために以降360年にわたって数多くの数学者が立ち向かい、挫折し、ついに証明されるまでの壮大なノンフィクション。

ちなみにそのフェルマーの定理とは、

fermar_s

nが3以上の自然数の場合、x,y,zの自然数は存在しない。

というもの。すごーくシンプル。
ほら「ピタゴラスの定理」って直角二等辺三角形の長い方の1辺の出し方ってあったでしょう。あれは上の式の「n」に「2」が入ったやつです。二乗だとバッチリ答えがでるんだけど、三乗以上の数字だとどんな数字を入れてもふつーの答えは絶対でないですよ。というもの。

それがフェルマーの定理。正しくは「フェルマーの予想」です。
これが証明できない。

しかも超秘密主義で変わり者のフェルマー、古代ギリシアの数学者ディオファントスの数学書『算術』(問題集みたいなやつ)を読んでいて、思いつくとその余白にメモっていた。

その余白の落書きに上の方程式があって、ものすごーく雑に書くと「解けちゃった♥だけど書くとこないから書かないけど!」と落書きされていたわけです。なんてムカつく。

正しくは引用すると「立方数を2つの立方数の和に分けることはできない。4乗数を2つの4乗数の和に分けることはできない。一般に、冪が2より大きいとき、その冪乗数を2つの冪乗数の和に分けることはできない。この定理に関して、私は真に驚くべき証明を見つけたが、この余白はそれを書くには狭すぎる。」

「いや証拠もないのにそんなん嘘っしょ、盛ったっしょ」とならないのはそれ以外のこちょこちょ書いた落書きは全部、他の数学者が証明できてしまったため。この定理だけが正しいのか間違っているのか証明できない。ですから正式名称「フェルマーの最終定理」ちょうことはマジですな。ってことで、ここから世界の歴史の中で翻弄されながら名だたる就学者たちが振り回されることになるんです。

これがもう最高に面白く、長い歴史には革命も戦争も差別もいろんなことがあり、数学自体もどんどん進歩していく。

まるで三国志の登場人物のように個性的でしかも実在の数学者が登場して、腕を磨きテクニックを開発し定理に立ち向かいますが、続々と挫折していきます。時には定理自体を否定し距離をおく数学者もいれば、戦争や革命に巻き込まれて命を断つもの、一旦は証明を宣言し結局誤りが見つかり毀誉褒貶の人生に翻弄される者。いずれにしてもその後には証明こそできずとも、数学を進歩させる新しいテクニックや、新しいジャンルが残っていきます。やがて数学が数字のパズルから物理学や天文学の世界で徴用され戦争の道具にさえなっていく数学。

そんな中でジリジリと真実ににじり寄りながらも決して手が届かないフェルマーの定理。

この定理をついに証明したのは1953年生まれの数学者アンドリュー・ワイルズ。
10歳でフェルマーの定理に出会いやがてケンブリッジ大学を経て博士となり、そこから7年間、孤独と戦いつつフェルマーの定理の証明に人生を打ち込みます。

立ち向かっても立ち向かっても真実には手がとどかない。焦りと孤独、苦悩。
しかし。しかしです。

ワイルズの腕には360年間立ち向かっては倒れた数多くの数学者の叡智が集結しているのです。

「オラに力を!」って感じですね。

激アツで胸アツ。
そして最後の一撃で、なんと証明は完成します。
「フェルマーの定理が証明できた!」
という衝撃の報せは世界中を駆け巡り、一躍ワイルズは世界の寵児として祭り上げられます。

あとは何百ページに渡る論文を権威ある専門誌に掲載し、正式に認定されるのを待つばかり。

ところが!最後の最後になってその膨大な証明の中に、たった一箇所誤りが発見されます。

さあ!どうする!ワイルズ危うし、フェルマーにはやはり勝てないのか!

アツいっすねえ。
筆者のサイモン・シンはBBCのドキュメンタリー制作のために関わってそれを本にしているので、数学に疎い人にも楽しめる読み物に仕立てました。

だからわからなくても大丈夫。正直後半は難解な数学の話になるんですが、わかんないところは飛ばしても大丈夫。そういう作りになっています。

中学くらいに出会ってたら、私数学に打ち込む子になったかも。ま、なんないかなとも思いますけど。

てことで、手遅れの夏休み推薦図書って感じでお届けしました。

今週はここまで。
また次回です。

コメント

パパイヤ鈴木さん、太った気がする。

気のせいかなぁ。

コメントを投稿