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2018年10月10日 (水)

水曜ラジゴンはいつもスコアレスドロー。いやそんなはずは。

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今日のゲストはフラメンコギタリスト沖仁さん。

番組中でも何度も私達言っていましたが、どーも初対面とは思えない沖さん。
ひとつにはスタジオにお迎えしたゲストの口から何度かお名前が出たこともありそうですが、なにより日本でトップのフラメンコギタリストでありながら、本当に全身から発する知的で親しみやすい雰囲気に、きっと誰でもそんなことを思うのかもと思います。そんな方。


ゲストの出演部分はこちらから→  http://radiko.jp/share/?sid=FMFUKUOKA&t=20181010151633(radikoタイムフリー、放送後1週間に限り放送エリア内とプレミアム会員の方が聞くことができます)


かるーくフラメンコギターを一節。IMG_7714
あの流れ落ちる水のような音色にうっとり。眼の前で聞くとやっぱり独特です。

「クラシックギターとあんまり違いはないんですけどね。ただここに下敷きみたいな板が張ってあって、これがあったらフラメンコギターです」

実は上の写真ではわかりにくいですがよーく見ると透明の板が張ってあります。これ「ゴルペ板」といって、フラメンコで特徴的なボディをパーカッシブに叩くために傷がつかないように保護するもの。傷つくくらい叩くわけですね。

目まぐるしく複雑なリズムで弦を弾きボディを叩く。フラメンコギターって指の芸術です。

実際、沖さんの指先は本当に綺麗で爪の先まで磨き上げてありました。

「さすがに指は商売道具なんでいつもこの女子力の高いポーチに入れて(笑)ケアはかかせないですね」

そんなフラメンコの世界で活躍する沖さんですが、フラメンコにとどまらず幅広いジャンルの音楽とのコラボレーションも活発で、どんなジャンルの方とも無理なくすんなり合わせることができるのも素晴らしい。

「もともとはロック少年だったんで」
ギター小僧でギターのテクニックを追求する先にあったのがテクニックの塊のフラメンコギター(すごく納得!)そんなところも関係しているのかも知れません。そして20代、本場スペインのあらゆるところで演奏して柔軟に対応する力を培ってきたということも大きのでしょうね。

ちんは沖さんといえば随分前になりますけど深夜の「ヨルタモリ」で常連さんとして出演されていて、甲本ヒロトさんと「リンダリンダ」をセッションした回の印象が強くて、すごく感動したのを覚えています。

「あれは個人的にも神回でした」
と笑う沖さん。ロック少年だったわけですから感激のセッションだったそうです。記憶ではヒロトさんが歌っていたと思ったら実はヒロトさんはブルースハープだったという事実もそっと理解した私です。神回。

この時もそうですが、沖さんの演奏はフラメンコでありつつも、ロックやポップスに慣れた私達にもすんなりと入って、どこかそんな感性の人間もグイグイ惹きつける魅力があります。それもやっぱり元ロック少年だったからなのかしら。

71zzbxFq3EL._SL1024_そんな沖さんの新しいアルバムがスペイン日本外交関係150周年も記念した「Spain」(10月31日リリース)です。

ファンの方からも「とても印象的なジャケット!」とメッセージが届いたこのアルバム。

「日本とスペインの架け橋になるようんあアルバムにしたいね。ということでスペインゆかりの曲をフラメンコバーションでカバーしています。逆に日本の「さくら」をフラメンコでアレンジしたりもしています」

フラメンコギタリストとして、奇をてらわず真正面から取り組んだ印象の一枚。情熱とクールの狭間を縦横に舞う沖さんのテクニックに酔いしれたいですね。

沖仁 CONCERT TOUR 2018 福岡公演  

12月15日(土)  電気ビルみらいホール
16:30 / 17:00


「アルバムの制作過程であらためてフラメンコギターっていいなあって思ったんですね。かき鳴らすのも静かにメロディを弾くのもすごく自分が満たされる感じがあって、それをお客さんにダイレクトに伝えたいなって思います」

素敵なコメント。すごく見たいですよね。

そんな感じで時折手元のフラメンコギターをジャラーンとさり気なく鳴らしつつ「もうちょっと演奏したかったな」なんて言いながらおだやかーにお話してくれた沖さん。お話しているうちにちんもバンさんもすっかり沖さんのファンになってしまいました。

お話が楽しくてガチャポンをすっかり忘れてしまって、名残惜しそうな沖さんにゲスト終了後ひとつ引いてもらいました。喜んでくれて、なんでしょう、いい人だなあ。

ちなみに質問は「理想の休日」。お答えはバタバタしていて聞かずじまいでした。すみません!また次回是非!

また来てくださいね!お待ちしてます。

 JIN OKI WEB(外部リンク)

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いい顔だなあ。

さて、今日のメッセージテーマは「10点で何点?」
今日は10/10で満点なので。というライトな理由です。

とにかく自分でも他人でも周りのこと何でも点数をつけてしまいましょう。というものです。

ちなみにちんは点数をつけることがあんまり好きではないんですが(はいすみません)、ものごとを単純化する時に採点するのはとてもわかりやすいと思いますね。これ大事。

例えば、
「今日の昼ごはんは3点!」といえばだいたい気持ちわかりますし、
「ウチの上司は7点!」というのと「8点!」だとびみょーに違いが伝わるような、伝わらないか。

そんな中で「ウチの妻は旦那は10点!」というメッセージ結構あって、最近の水曜リスナーの成熟というか充実ぶりを実感しましたね。

そんなわけで楽しく皆さんの採点をご紹介した今回だったんですが、実はコチラが予想していたのはちょっと違う採点がたくさん集まりました。

それは「自己採点」。

「自分は◯◯点です」ってメッセージが実は一番多くて、それはなーんとなくあるかなと思っていたんですが、その自己採点がみんな低い!

そして、その低い自己採点と共に深く深く反省する文章の多いこと。もしかしたらちんのネガティブが伝染したのかしらと、心配になるくらい。結果、元気出せよ、そんなにキミは悪くないぜ。と必死で励ます私達。

みたいなおかしなことにちょいちょいなってしまいました。

でも私はわかりますよ。
前向きじゃない場合も多いけど、いつだって自分自身はできてないなと思うことは多いもの。そうやって明日は今日よりちょっとだけマシな自分でいたいと思うのは、決して後ろ向きなことばかりではありません。

がんばりましょうよ、僕らもがんばります。
あ、また励ましちゃった。

皆さんありがとうございます。

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今日のチンタメは食欲の秋だし、なにかグルメな作品を紹介したいな。と思っていて、結局今一番楽しみに見ているドキュメンタリーTVシリーズ「シェフのテーブル」を紹介しました。

ちなみにこれネット配信のNetflixの番組なのでちと観る方が限られるのが申し訳ないです。

以前、ネット配信サービスが今一番アツいというお話をしましたが、その後さらに拡大。
71oZazHvFJL._SY445_今やテレビを買うと最初からリモコンにネット局が登録されていたりしますし、AmazonやNetflixはハリウッドの何倍もの制作費を投じて作品を量産しアカデミー賞にも食い込む勢い。

さらにAppleやYoutubeもオリジナル有料作品に参入という状態です。

そんな状況でキラーコンテンツのひとつが「グルメ」。
たくさんのグルメ番組があります。地上波でもグルメ関連はテッパンですよね。

その中でも特に人気もあり、私も大好きなグルメドキュメンタリーが「シェフのテーブル」。

全シリーズの制作をデビッド・ゲルブが行っていて、この方、こちらはレンタルなどでも観ることができますが、東京・銀座の名店「すきやばし次郎」の店主で寿司職人の小野二郎さんに密着したドキュメンタリー映画「二郎は鮨の夢を見る」で評判をとった監督。

この映画がまた、外国の目から見た日本の奇跡、寿司とそのベテラン職人の至高の技と生き様に迫って好きな作品です。なによりその鮨の美しさときたら!

その美しさで今度は世界中の超一流シェフに迫ったのがこのシリーズです。

名店中の名店イタリア・モデナのレストラン「オステリア・フランチェスカーナ」のマッシモ・ボットゥーラに始まり第一シーズンはイタリア、アルゼンチン、オーストラリア、スウェーデンと続きます。現在5シーズンとスピンオフが1シリーズ40作品くらいが公開中です。

公式プロモーション動画です。本編ではちゃんと日本語編になっていますよ。

一言で表現するとテレビ「世界遺産」の美しーい画面で「情熱大陸」風に密着した作品って感じですが、出てくるシェフが超一流で人間も料理も揃いも揃って超個性的かつ、映像詩のように格調高く表現されていますのでなんか「すげーもん見せられてんな」と思ったり、気がつくとすごく普遍的な教えを与えられたような気になったりするわけですね。

世界の最高峰のシェフの料理は時に「これは料理なのか?」と思うこともつどつどあり、シーズンを重ねるごとにその店のバリエーションと国は広がって、メキシコの街のスタンドの料理さえそこには国際問題の深い闇が潜んでいたりします。

好きなエピソードはいくつもありますが、一番びっくりしたのは第3シーズンに登場した韓国のチョン・クワンですかね。

いきなり「私はシェフではありません」と始まって、レストランを開いていないし、料理学校に通ったこともないと続いて「どーゆーこと?」と思います。この方尼僧、お坊さんなわけですね。えーー!てなもんです。しかし、ミシュランの星を獲得した世界中のシェフたちが精進料理を求めて殺到するということなんですが、もはやこの回ヒーリング番組。

映画的で知的好奇心も刺激されるこのシリーズ。機会があればぜひ見ていただきたいですねえ。

観ることができない方には「二郎は鮨の夢を見る」をどうぞ。

今週はここまで。
また次回です。

コメント

沖仁さんのご紹介ありがとうございます。タイムフリーで聞きました。とても楽しい放送でファンとしてはとてもうれしかったです。12月のツアーも楽しみです。記事には日にちが入ってないですね。

こちらこそありがとうございます!
また、日程の件ありがとうございました。急ぎ修正しました。
大事なところなのにすんませんでしたcoldsweats01

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