« 12/4 火曜日ラジゴン | メイン | 12月6日 木曜ラジゴン »

2018年12月 5日 (水)

「流行しないでほしい大賞」は本当に有意義だと力説したい水曜日の私たちです。

IMG_8493

今日のゲストは、The Songbards。
さえずる鳥(Birds)かと思ったら歌う吟遊詩人(Bards)でした。掛けてるのね。おシャレだ。

全員24歳、はじめてのEPが世に出たのは昨年7月というフレッシュな4人組。
24歳ということは1994年。私ちょい前から気になっていたんですが、この年って黄金世代。

スポーツだったら大谷翔平、羽生結弦、萩野 公介、瀬戸 大也、柔道のベイカー茉秋なんてオリンピック組に鈴木誠也とか田中正義もそうか、芸能なら山崎賢人、松岡茉優、土屋太鳳、西野七瀬、広瀬アリス、川栄李奈、家入レオさんもそうですね。まだまだいっぱい。すごいっしょ。


ゲストの出演部分はこちらから→ http://radiko.jp/share/?sid=FMFUKUOKA&t=20181205151502(radikoタイムフリー、放送後1週間に限り放送エリア内とプレミアム会員の方が聞くことができます)


The Songbardsのみなさんも負けていませんよ。
今日のガチャポンでも出ましたが、先日にはイギリスに渡り、リバプールで開催される「International Beatle Week」に日本代表として出演。ビートルズと言えば伝説のThe Cavern Club含む11本のライブを行いました。

71dbfpkmmRL._SL1500_それくらいビートルズも大好きなみなさん。

ザ・ビートルズや1990年代のブリット・ポップ、そしてオアシスをはじめとするUKロックにガレージリバイバルなんて洋楽志向のサウンドと、ちょい文学的で時に哲学的な深い歌詞が魅力です。

イギリスの感想を聞くと「年代を問わずおばあさんなんかも来てて同じ空気で一緒にダンスしたりとか高揚感がすごかったですね」とのこと、色んな客層や反応も様々貴重な経験になったよう。

そしてビートルズゆかりの地などを聖地巡礼よろしくあちこち見て回って、感激や感慨もひとしお。そして「リバプールはちょっと神戸にも似てるな」と思ったそう。

そう。そんなみなさんは神戸出身。

10月10日に発売された2nd mini album『The Places』は、そんなリバプールと神戸のイメージも感じさせるジャケットが素敵です。てかシンプルでひじょーにかっこいいと私思います。

中身もしかり。1枚目の「Cages in the Room」も抽象的な歌詞とガレージリバイバルにも通じるストレートなサウンドが良い作品でしたが今回はさらに素晴らしい。

チャットモンチーやASIAN KUNG-FU GENER- ATIONも手がける古賀健一さんが サウンド・プロデューサーとして、そしてマスタリングにはセックス・ピストルズ、ザ・スミス、ザ・リバティーンズ、そしてザ・ビートルズのマスタリングも手がけたティム・ヤングが参加しています。

松原さんがコンセプトを説明してくれました。
「この春、上野がインドに一人旅に行って、僕は転勤族だったんですけどその住んでいた愛媛県、香川県へ行ってそれぞれに戻ってきて作った作品なんですね。それで居場所である『場所』、そして心の拠り所みたいな意味で今回のアルバムタイトルとアートワークになりました」

もともと仏教的なことに興味があって(それはかなりハンパなかったよう)生まれて初めての海外旅行で訪れたインド、全国を転勤で転々として自分には「故郷」がないと思っていてその一つの土地で感じたまた違う感慨。そんな思いが5つの曲となりました。

そのせいか、前作よりぐっと焦点が定まったような歌詞、全員がイギリスでマスタリングに立ち会ったこだわりのサウンドは、イギリスのインディーロックの独特の音像で洗練を極めているように思います。

サウンドのキレの良さ、ロック的なメロディの美しさは前作譲り。

これはとんでもないフレッシュなバンドにまたひとつ出会ったかんじです。

そんなみなさんのライブは明日。
一緒に参加するバンドも今一番注目したいバンドばかりで必見ですよ。

The Songbards「The Places Release Tour」| 福岡 Queblick

12月6日 open.18:30 / start.19:00 /
w/ The Wisely Brothers、The Cheserasera、The Folkees


ニコニコしていて仲も良さそうで話していても楽しいみなさんですが、そのお話しはどれも考え抜かれていて、熱い想いにも満ち溢れていました。

ぜひ応援してください。私たちも応援していきたいですね。

そしてドラムの岩田さんを執拗にいぢってすみません。好きなキャラクターだったので。

The Songbards | BAND JAPAN (外部リンク)

IMG_8500

さて、今日のメッセージテーマは「流行しないでほしい大賞」。

世間は本家の「ユーキャン流行語大賞」とか「ナントカ流行語大賞」とか「ヒット商品」とかそういった類いの企画がメディアを賑わせていますね。

まあ話題としては喜んで取り扱いますが、しょーじきそんな流行ばかり追っかけて飽き飽き。ええ、正直な所。むしろ、流行ってしまって迷惑!なんてことだって世の中ありましょう。

行きつけのお店があっという間に人気店になって近寄ることさえできない、なんてことよくあるでしょ?お気に入りのブランドがあっという間に普及してしまって、なんか着にくくなったわ!なんて。あるでしょ。

そこで今日は「流行しないでほしい大賞!」。

するとこちらが予想していたよりずっと多くのみなさんからたくさんのメッセージをいただきました。「水曜ラジゴンのリスナーらしい」と妙に感心した意見もスタッフからいただきました。どういう意味か知りません!

実は一番多かったのは「インフルエンザ」でした。あと「風邪」ね。それはそうだろうとすごーく納得。この時期、流行ってほしくないといえばそれはね。ってことで、このままではインフルエンザが番組に蔓延してしまうのでお控え願いました。すみませんね。

それでもたくさんの流行ってほしくないもの。

最初に例に出しました、お好みの店や食べ物はやっぱり多くて、みなさんの熱量も高め。すごーくわかります。

「アイドル」なんて「ん?」と思いましたが、今や全国規模の大メジャーから町内の町おこしのインディーアイドルまで裾野が広がったアイドルグループ。自分の娘がなりたい!なんて言い出したら、親としては心配だ!ってわかりますね。

「LINEグループ」なんていかに現代の流行ってほしくないもの。
その訳は「なんでもかんでもLINEグループ作られても抜け時もわからないしわずらわしい」人間関係がより複雑になるってことありそうですね。

「SNS」ってのも思ったよかありましたね。

「変なマナー」ってのもよくわかりますね。
「おちょこの注ぎ口から注いではいけない」とか「ハンコ押す時は一旦お辞儀させて」とか昔からあるいろんなマナーめいたものを持ち出されるとね。マナーは大事ですよ。だけどなんでもかんでもあれこれ持ち出されると身動きも取れないじゃないですか。

いろいろあるなあ、おもしろい。

で番組中に「今日、大賞を決定します!」と盛大にぶち上げながら、番組中に発表することをメッセージを一つでも多く紹介したいと夢中になりまして....忘れました!いい加減すぎる!それが持ち味としても。すみません...

番組終わった瞬間に「あ!」となったのでございます。

でもって一応、決めはしましたので発表しますと、

2018年「流行しないでほしい大賞」はうしちんさんの「カラオケ」としました。 ダダン。
旦那がカラオケにハマってしまってカラオケ三昧で、家族もちょい迷惑!みたいなお話し。笑えました。流行りすぎないでほしいですよねえ。

そして特別賞も決定しました。

頑固なパンストオヤジさんの「ヤバイ」でした。
これはメッセージの内容ももちろん「ヤバイの敬語は『ヤボうございます』か」で盛り上がった素晴らしいネタを提供いただいたためです。

おめでとうございます!
すっげー手遅れですが。ほんっとすんません。


IMG_8501

今日のチンタメはホラー映画でした。
しかもとびきり怖いヤツ。てか怖いと評判の映画「へレディタリー 継承」でございます

この映画、かなり特殊な評価されかたでして「すっげーコワイ!」という方と「まあまあかなあ」みたいな人がパッキリ別れておりまして、しかも「コワイ派」は映画マニアとか評論家とかウルサ型に多く、「まあまあ」が一般的な観客だったりするという、アート系ではよくありそうですが、ホラーみたいなエンタメ系ではちょい珍しい現象もあるようです。

で、私はと言うと両方体験しているのでコレよく理解します。その話はおいといて。

とにかく終わってみればまごうことなきジャンル映画としての「ホラー」。だけど、血が吹き出したり内蔵飛び出たりする怖さでもないし、急に「ドーーン!」と大きな音がコワイ映画でもない。むしろ映画館で観ないと聞き逃しそうな「小さな音がコワイ」という不思議な映画。でも、全体はクラシカルで王道のホラーでもあります。わかりにくいっしょ。話はすごくわかりやすいのにですよ。

主人公のグラハム家は4人家族。
母のアニーは自宅のアトリエでミニチュアハウスを作るアーティスト。父のスティーブは穏やかで誠実な精神科医。長男はピーター。そして妹のチャーリー。

ある日、秘密主義で娘とも折り合いの悪かったらしい祖母、アニーの母エレンが亡くなった。
その日を境にアニーとグレアム家の家族に続々と不幸と驚愕の事件が訪れる。その原因はなに?果たしてどういう結末になるのか。

あらすじ、ここまで。これ以上言えません。
というのもこの話、ミステリー的な要素も強いので、みなさんももし観るならばできるだけ検索とかして調べないほうが吉です。

今となっては歴史に残るほどすっげー傑作!と思うんですが、実はこの映画2回観ました。

で、やや寝不足で少しぼんやりしながら観た1回目、これがなんていうか「ふーんまあまあ」という感想だったのですね。で、映画館を出ると辻褄合わないなかったり納得行かない点があれこれ出てきまして、これはうたた寝してだいぶ飛ばしちゃったかなと。tintame

そんで、2回目を観たらなんかしらんすっげーーー怖かったんですね。しかも別に飛ばしているわけでもなかったと!

もちろん2度見ると異常にあちこち気づいてコワイというわけなんですが、実は2回観なくても集中力を持ってあちこちなーんとなく気づいていると、後に怖さに震える映画だと思いました。

ちょっと普通の映画と違うんですね。  
ホラーでわかりやすいエンタメでありつつ、その裏でアート系の映画みたいな技巧を凝らしていると言うか。まず映画冒頭からしばらく「これどんな映画なのかな?」とそれすら確信持てない不安構造でスタートという居心地の悪さ。

オカルトやホラーの怖さはもちろん、それ以上に「崩壊する家族」という超身近な恐怖。映画のジャンルさえ不明な不安感はもちろん、映画の冒頭からずーっと微量に、ちょっとだけ感じる違和感、別にスルーしてもいいくらいのおかしなことの積み重ねが、あるところから分る恐怖。しかも集中してみていないと気づかないこともあるわけです。

映画をたくさん観る人ほど普通の映画ではあり得ない、すごーくヘンな撮影の仕方とかセリフが多くてそこがマニアの人ほどよく気づくんだろうなあとかも思います。

加えてアニー・グラハム演じる名女優トニ・コレットの顔がまたコワイ。被害者のほうが顔がコワイってありますか。ポスターに出ている完全に悪霊顔の人がアニーですからね。すごくないすか。そういう意味では他の配役も含めて「顔芸映画」でもあります。

そんな映画を撮りあげた監督アリ・アスターはこの映画がはじめての長編映画。そして制作の「A24」は「ルーム」「AMY」「レディバード」「アンダーザシルバーレイク」とか作家性の強い映画で続々とヒットを飛ばす2012年にできた新興の会社。どちらもすげえなあと思うのです。

その最新の話題作が今作です。
ああっ!最初のシーンから最後まで詳しく解説したい。でもできない!

ホラー映画としては歴史に残るレベルだと思いますのでぜひ劇場で。

今週はここまで。
また次回です。

コメント

コメントを投稿