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2019年2月27日 (水)

もうすぐ「にょき」ですね。恋をしてみませんかの水曜日。

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水曜ラジゴン、今週のガチャポンゲストはCHAIからカナさん、ユウキさん。

双子のツイン・ヴォーカルマナ、カナにユウキ、ユナの4名で自由奔放かつキュートな世界基準のバンドサウンドと、なんといっても「コンプレックスはアートなり」とぶち上げて、自分たちのコンプレックスさえぶっ飛ばしひたすらポジティブに世の女性男性に元気をくれる「NEOカワイイ」を標榜する、今大活躍のオンナバンドなんです。


ゲストの出演部分はこちらから→  http://radiko.jp/share/?sid=FMFUKUOKA&t=20190227151621

(radikoタイムフリー、放送後1週間に限り放送エリア内とプレミアム会員の方が聞くことができます)



ラジゴンは2016年以来、久しぶりの登場、水曜日は初めて。

この2年間でCHAIは大成長。

国内ではもちろん、2017年には世界の人気アーティストの登竜門でもあるサウス・バイ・サウスウエストに登場。去年はアメリカ、イギリスでツアー。今年もすでに中国、台湾、さらに今年は全米、ヨーロッパのツアーも予定されているという世界でも大活躍。

NHKのクローズアップ現代でも特集され、熱狂的なファンの女の子の姿が話題にもなりました。

「素直に嬉しい」「こっちが元気になるよね」punk

そう言ってへへへへーと笑うお二人。この佇まいは本当に独特で、気がつくとこちらも笑顔になってスタジオ全体がなんかほんわか幸せな空気に包まれました。ぜひタイムフリーで聞いてみて。

ガチャポンでは「失敗談」のテーマが出ました。

ここでユウキさんはアメリカツアーでの思い出を披露。
さすがアメリカ。保安検査場で巨体の係員さんたちは、楽しそうで、ミュージカル調に案内してくれたそう。ウキウキのユウキさん、ゲートの向こうでおもむろに職員さんが、手のひらを広げて突き出してきたのでこちらも楽しくハイタッチしました。だそう。

それってストップ。うひゃひゃー。
もうなんていうか頭に浮かびます。ハッピーじゃないですか。

そんなトラブルもなんのその。世界へと飛び出していき「夢はグラミー賞受賞」と公言してはばからないCHAI。

そんな自信を裏打ちするように3月15日に発売されるセカンドアルバム「PUNK」は、世間の注目や海外への活動で身につけたタフさを感じる素晴らしいアルバム。

ちなみにこのかわいくてカッコいいジャケットもユウキさんの手になるもの。

「『PUNK』というタイトルはマインドの『PUNK』。色んなことを変えたいという意味で海外のメディアが『JapanesePUNK』って紹介してくれたのでつけた」

とのこと。もとより洋楽っぽいというか世界から見た日本の「カワイイ」的な世界観でキュートでパンクな音楽をしていたみなさんがその音楽性にさらに磨きをかけ、ビョーク、フランク・オーシャンを手がけたマルタ・サロゴニ、ダニエルシュレットなどの第一線のエンジニア、ミキサーを迎えてよりオリジナリティ溢れる音楽になりました。

「洋楽からインプットされたりアウトプットしたりもしていて、今回やりたかったことができるようになった。より強い振り幅すごい個性的な音楽ができたような気がする」P1110322

ぶっといベースに前向きな歌詞。
世界も家事も恋愛も全部ポジティブ。そのポジティブはコンプレックスを雄々しく踏み越えて乗り越えた上のぴっかぴかのピンク色、グッと来ますね。

CHAI JAPAN TOUR 2019「PINKなPUNKがプンプンプン トゥアー!

6月23日(日)福岡 DRUM LOGOS

詳しくは CHAI Official (外部リンク)

「今回はアメリカとヨーロッパツアーのあとだから、だいぶゴリゴリにパンチ効いてると思う!」
「CHAIのファンはみんな自由でファミリーみたいな感じだから今回も楽しいと思います」

そんなふうに決意を示してくれました。

ほんっとに最初から最後までふんわりと。
CHAIの歌詞を全部書いているユウキさんは、自由奔放に自分たちの音楽についてお話して、それを要所要所でカナさんがさりげなくフォローしたりアオったりする良いコンビネーション。

自分たちらしく日本だけでなく、さっさとグラミー取っちゃってください。

ちんはお二人からCHAIのステッカーを頂いて、秒でスマホに貼りました。
ああ楽しかった。

また遊びに来て下さいね。

CHAI Official (外部リンク)

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今日のメッセージテーマは「にょき」。
なーんとなく「にょき」から連想されるメッセージを募集しました。

春っぽいでしょ「にょき」。
水曜ラジゴンとしてはこのパターンをなんとか成立させたく何度かチャレンジしておりますけど、これが毎回結構面白いメッセージがいただけるんです。

やっぱり、子供や孫の成長について送りたくなるでしょうし。
やっぱり、むくむく湧き上がる欲望についてお話したくなるでしょうし。
やっぱり、つくしやタケノコ、木の芽が芽吹く季節に思いを馳せるでしょうし。
やっぱり、チンアナゴやプレーリードッグを思い出すかどうかは知りませんが、そういうのとか。

いろいろ、思い浮かびますね。

今回はフリーメッセージ気分でみなさんのそんな「にょき」話をたくさんいただけました。ありがとうございます。

今日は他にもいろいろな話題が。
例えば「お雛様」についてとか。

ちんの知り合いのお家が初節句でお雛様買おうかどうしようか悩んでいて、結構掛かるなんてお話をしたところ、みなさんのご家庭にもお雛様ありますよ。なんてメッセージ頂いたり、やっぱり少し困ってるなんてメッセージ頂きました。

最近のとある調査では平均12万円ほどかかるとか。
知り合いはいっそ紙粘土で作ろうかなんて言ってましたけど。

大変だけど嬉しい悲鳴って気がしますね。

他にもバンさんが見た「隕石目撃情報」。

こちらもたくさんの目撃情報や、推理などもたくさんいただきました。すみませんね付き合ってもらって。

隕石かどうかはわからないんですが、どうやら流星の明るいやつ「火球」かも?なんてお話になっておりました。砂粒ほどの小さな天体が地球の大気に飛び込み、プラズマ化したガスが発光する現象ですね。

結論としては、UFOやら火球やらよく目撃するバンさんは、基本空を遠い目でよく見ている人。これは間違いないと思われます。

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今日のチンタメは、先日発表されたアカデミー賞で見事、作品賞をとった「グリーンブック」です。

1962年、差別主義者の乱暴者のイタリア人が、天才黒人ピアニストドクター・シャーリーと、やむなく彼の運転手件用心棒となるイタリア系白人のどチンピラ、トニーが、全米で最も激しい差別の南アメリカの8週間のツアーに同行する話。

これ、実話をベースにしたお話。

このドクター・シャーリーがすごい人で、1927年にジャマイカで生まれたシャーリーは、2歳からピアノをはじめ、弱冠18歳でボストンの大舞台で演奏するなど若くから才能に恵まれた天才ピアニストです。

ケネディ大統領の弟にも演奏経験があるなど、音楽だけではなく、心理学、典礼芸術の博士号を持っていて、8か国語を話すことができ、絵画の才能も。あのカーネギーホールの上の豪邸に、アフリカの王様みたいな格好で登場して笑わせます。

一方のトニー・“リップ”・バレロンガは正反対に、イタリア系移民の家系で教養がなく、粗暴で、実際のトニーも「マフィアの生き証人」と言われた人。家族や親族を大切にする一方、露骨な黒人差別は徹底的で、映画の中でも台所の配管工事に来た黒人職員が、飲んだコップを、顔をしかめてそのままゴミ箱に捨てるような人間。

そんな徹底的な差別主義者が、黒人ピアニストの用心棒兼運転手の身分で8週間ずっと同行するわけですからただではすみません。

だけど、多分二人が心を通わせ合って「最強のふたり」になるんでしょ?

と思ってるあなた。そのとおり。

だけど、そんな予想を上回る内容とテンポで見せてくれる、そこに至るまでのどうしても噛み合わない人種の壁、想像を絶する差別の苛烈さ。そんな中で耐えに耐えてツアーを続けるドクターのそのわけ。暴れまくりながら、自分と同じようなはずの人間たちに直面して揺れるトニーの心模様。素晴らしい音楽、美しい映像。

そんな課程を笑いながらドキドキと楽しむのがこの映画です。とびきりスパイシーだけど、ウェルメイドなコメディと言っても良いかも知れません。

監督は「メリーは首ったけ」はじめどーしようもない最高で最低なコメディを量産したファレリー兄弟の兄ピーター・ファレリー。だけどそんなコメディでも「障害者だって普通の人!」とだれがなんと言っても障害者ギャグをやめずに、逆にそういった人たちから熱く応援されたみたいな気骨ある一面もありました。

歳を重ねていい味の映画を撮るようになりついにアカデミー賞作品賞にたどりついたのだからエラいものです。

今年のアカデミー賞はさながら差別反対の大合唱みたいな作品ばかりがノミネート、受賞していましたが、むしろそういったテーマが普通になり、そういったテーマの作品が興行的に成功したことを示したという方が正しいのかも知れません。

今年はもうひとつのトピック、「ネットとハリウッドの対決」みたいな構図があってネットフリックスの「ROMA」が「グリーンブック」に勝てなかったことで、「グリーンブックはヌルい」と保守の代表のように言われる向きもありましたが、それは人情コメディですからソフトに着地するのもやむなきこと。

むしろ、「コミュニティの仲間のつもりが仲間と認められない」「自分らしくあることで排除される社会」貧富に関係なく居場所のない世界、みたいなテーマは日本に住む私達にこそリアルなもの。

楽しくて、切ないこの映画、おすすめですよ。

今週はここまで。
また次回です。

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