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2019年3月13日 (水)

水曜日の手みやげ対策会議でございます。

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今日のゲストはマリンバ奏者SINSKEさん。

考えてみればこんなにキレイにジャケットとネクタイのゲストはついぞ見たことがなかったためでしょう。異様に興奮するバンちんなのでした。


ゲストの出演部分はこちらから→ http://radiko.jp/share/?sid=FMFUKUOKA&t=20190313151645

(radikoタイムフリー、放送後1週間に限り放送エリア内とプレミアム会員の方が聞くことができます)



ベルギーに留学しブリュッセル、アントワープ両王立音楽院を首席で卒業。以降世界各地の数々のコンクールでの受賞、オーケストラとの競演を経て現在も5オクターブのマリンバを自在に操り、唯一無二の世界観でメロディを奏でるマリンバ奏者です。

マリンバって知ってます?
木の音板がずらーっと並んでバチで叩く。私達はどーしても「木琴」といって小学校の時に叩いていたアレを思い出すわけですけど、アレは木琴の仲間でもどっちかつうと硬い音の「シロフォン」。シロフォンとマリンバは違う楽器だそう。調律から構造まで異なるそうで難しく言うと倍音がどっちゃらこっちゃら...とにかくやわらかーい音がマリンバ。コレが金属になるとヴィブラフォンとかグロッケンとか、まあ仲間はいろいろあるんですね。

SINSKEさん今日はご自分のマレット(バチ)を4本持参してスタジオ入りです。

先っちょが毛糸っぽくてカワイイんですが(すぐに摩耗したりほつれたりするので職人さんがマメに巻くんだそう)、これを多いときには片手に3本持って神業で演奏する姿はちょっとすごいっすよ。

そんなSINSKEさんへの今日のガチャポンの質問は「春」。

「簡単に言えば『桜』ですね」

6年ほどヨーロッパに住んでいたり、世界各地へ演奏旅行で飛び回っているSINSKEさんにとって、桜は日本だけのものじゃありません。世界各地に桜はあるんだそう。

「だけど日本で見る桜と海外で見る桜はなんか見え方が違うんですよね」

桜を見ながら曲も書くけど、どの国で見た桜かによって曲調も違うなんて面白いお話も。

桜にまつわるお話、このあと日本人論みたいな話になって、さらに興味深いエピソードもあるんですけど、ま、ここはぜひタイムフリーで。SINSKEさんどんなお話でも、すっごくいいエピソードおもちですねえ。

さて、そんなSINSKEさんの新譜は昨年12月にリリースされた、なんと全曲「アヴェ・マリア」という15周年記念アルバム「Prays Ave Maria」です。

まず「アヴェ・マリア」ってそんなにいっぱいあること自体知りませんもん。

「アルバム作るにあたってまずその一言が欲しくて作りましたね」と笑顔。

「アヴェ・マリア」とはラテン語でお祈りの言葉に曲をつけたもの。故に古今東西の様々な手になるアヴェ・マリアが世界中に存在しているのですね。

このアルバムは、世界中に歴史も国も超えて存在する「Ave Maria」の中から厳選してマリンバで演奏した意欲的な作品です。その中にはSINSKEさん自らが作曲した「アヴェ・マリア」その名も「Prays Ave Mari」も収められています。

なんでそんなユニークなコンセプトでやろうと思ったのでしょう?

「自分は母の手ほどきを受けたピアノが原点と思っていたんですが、よく考えると自分のルーツに賛美歌があるなと思って」たくさん聞いてきたアヴェマリアがあり、そこから今回へのイメージができてきたんだそう。

sinskeliveでは、なぜマリンバで「アヴェ・マリア」なんでしょう?ね?そう思いませんか。

「アヴェ・マリアの音符の配置と、マリンバを4本のマレットでも持って対峙する開き方と言いますかまったく同じなんですよね」

簡単に言えば、マリンバってなぜか教会音楽やアヴェ・マリアと演奏するに当たって符合する点がいっぱいあって、運命的に引き合わされた感じたということなんでしょうか

そんなSINSKEさんの言葉を裏付けるように、アルバムは豊かなバリエーションのアヴェ・マリアを、吸い込まれるような豊かな音色のマリンバで表現された12の世界が堪能できます。

さらに盟友、尺八の藤原道山さんはじめピアノの広田圭美さん、ヴォーカルに谷本綾香さん、パーカッションにnotchさん、そしてマリンバ奏者服部恵さんが参加してその世界を美しく彩っています。

ぜひコンサートでも聞いてみたいと思いますね。
今回は広田圭美さん(ピアノ)、服部恵さん(マリンバ)そして藤原道山さんをスペシャルゲストに迎えての編成で行われる予定です。

SINSKEデビュー15周年記念マリンバコンサート「Prays AveMaria」

2019年 3月 14日(木)福岡シンフォニーホール
開場 18:30/開演 19:00

「15周年記念コンサートということで、僕の15周年がすべて詰まっています。毎年お世話になっている福岡で幻想的な響きをお届けできると思いますので、ぜひホールでお待ちしていますので、いらっしゃってください」

とても紳士的でカッコいいSINSKEさん。
時間に限りがあって、ひとつひとつ突っ込まなかったんですが、色々興味あるお話をポロっポロッとおはなししてくれていて、次の機会があればまたじっくりお話聞きたいですね。

その前に生の演奏か。それもぜひぜひ。

ありがとうございました。

SINSKE OFFICIAL WEB SITE (外部リンク)

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今日のメッセージテーマは「手みやげ」。

やっぱり時期なんでしょうか。ちんのまわりでは立て続けに手みやげについての悩み、みたいな話を聞く機会がありましてね。

そうですね。転居や新生活なんてことが多い時期は、確かにちょっとした手みやげをもらったりあげたりする機会も多いですもんね。

ひろーくいえばホワイトデーなんてのもちょっとした手みやげみたいなもので。強引?

ママ会なんて、噂で聞いただけですが「ちょっとした」手みやげのカマシ合いだっていうじゃないですか。この「ちょっとした」がキモですね。

お互いの空気や所得や立場を読み合って出過ぎない引っ込みすぎないベストな「ちょっとした」のカードを切る。もうブラックジャックじゃないですか。

ま、そこまでシビアじゃなくっても、できれば手みやげで悩みたくない。サラリと気の利いた「手みやげ上手」になりたい。ちんはいつもそう思っています。ええそりゃもう。なりたいぜ手みやげ上手。

今日はそんな「手みやげ」について皆さんからメッセージを募りました。
おすすめ手みやげをみんなで出し合ってシェアしようじゃないですか。
失敗談はみんなで共有してヘタこかないようにしようじゃないですか。

今日もたくさんのメッセージありがとうございました。

ひとつひとつはここでは触れませんが、みなさんからテッパンの手みやげ情報たくさんいただきました。

また、手みやげ失敗談もたくさん。
てか、やっぱり失敗するとイタイっすね。しみじみ。

みんな色々考えていて、みんな色々研鑽している。
手みやげの道は険しくて奥深いものですねえ。

いや、とても面白かったです。

ちなみに、写真はちょっとした手みやげにバンさんにあげたびわ一個(笑)。
このために朝ちょっと早く出て果物屋さんに買いに行ったんですが、よろこんでくれてとても嬉しいです。

手みやげとは相手のことを思って、ちょっとだけ足を使うこと。なんだなあ。

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今日のチンタメは、2011年7月にノルウェーの首都オスロにある政府庁舎の爆破事件と、同じ日にオスロから40キロ離れたウトヤ島でのサマーキャンプ中の学生に銃を乱射し合わせて77人が死亡したという、ノルウェーでは第二次世界大戦以降の最悪の惨事とされた悲惨なテロ事件をテーマにした映画「ウトヤ島 7月22日」と、ネットフリックスで同じテロ事件を扱った作品「7月22日」。

これ、実は全く同じ事件を扱った2つの異なる映画です。方やノルウェー映画、方やアメリカ映画です。

そしてこの事件たった一人の犯人が起こしたとんでもない事件です。

「ウトヤ島 7月22日」は「ヒトラーに屈しなかった国王」「おやすみなさいを言いたくて」のエリック・ポッペ監督。

「7月22日」はマット・デイモン「ボーン・アイデンティティー」「ボーン・スプレマシー」「ボーン・アルティメイタム」の3部作を手がけたポール・グリーングラス監督。どちらも名監督です。

そして「ウトヤ島」は、突然銃を乱射されてひたすら逃げ惑い命を失われる被害者の学生たちを、実際に事件の起きた72分間を再現し、「7月22日」は逆に犯人が犯行を起こし、それ以上に事件後裁判が行われるさまを描いています。

偶然の同じ事件を扱った2つの真逆の映画です。

現在劇場公開中の「ウトヤ島 7月22日」はとにかく97分間の本編のうち、事件の発生から収束までの72分間をワンカットで1台のカメラでずーっとおって行く「カメラを止めるな」的だけどひどく怖くて陰惨なドキュメンタリーみたいなフィクション映画です。

登場人物は全員知らない人。カメラはブレブレでなんかカメラがあっちこっちむく。ドキュメンタリーなんだけど、完全にフィクションです。

この映画がすごいのはテロの被害者であるこの島にサマーキャンプに来た学生側の映画で、主人公の女の子カヤにぴったりと密着してずーーーっとカメラがついていく。

なので、映画では最初にテロップで淡々と文字で説明が流れて以降は、いったいに何が起こっているのかもわからず、いつ終わるのかもしれず、不条理なくらいわけのわからない事態に巻き込まれていく学生たち。

続々と無残に撃たれて命を奪われ、そんな地獄絵図の中を主人公の少女カヤとともに私達はただたださまよいます。

この映画はそんな「思いもよらず大量虐殺テロに巻き込まれ体験」させる映画です。

まったく日常を生きているはずなのに、突然巻き込まれる不条理、ただ狩られる被害者の立場と思い。こんなことになったらとホントにイヤです。

一つのカメラで編集で切ったりもしないので、カメラは揺れまくって見にくいですし、リアルタイムで隠れて逃げてですので、場所場所ではヒジョーにかったるかったりもします。

正直言っていわゆる面白いかどうかははなはだ疑問なんですけど、見る価値はあると思いました。だいぶ衝撃でした。

不条理。本当に不条理です。

だけど、この不条理は他人事ではありません。東京オリンピックが目前に迫っている昨今、これは日本でも確実に危険は高まっていて、そしてこの映画の学生たちのように思い当たるフシもなく突然巻き込まれてしまうのです。

そんなことをつくづく考えさせる映画でした。

ちなみになぜ彼らが襲われたのか。
犯人は極右思想を持つ警官の格好をしたアンネシュ・ブレイビク。学生たちは中道左派「労働党」の青年部(AUF)に所属していた学生たち。移民の受け入れに寛容的なイメージが強い、左派最大政党の「未来の政治家の卵」と勝手に思い込んで狙ったのでした。

ちなみにもうひとつの「7月22日」は、犯行後、逮捕されてから生き生きする犯人と、信念と正義の間で揺れる弁護士、そして被害者の家族、なんとか命だけ助かった被害者ビリヤルの絶望と証人として証言台に立つまで。とそれぞれのドラマを淡々と描いていてグッと普通の映画としてよく出来ています。

両方を見合わせるとその全貌がよくわかるのですが、不条理は不条理のままがより怖いかもしれませんね。

どちらにしても、重く苦しくて悲しい映画ですけど、こういった作品を見ることもまた私達に重要な気づきや学びを与えてくれる。珍しくそんな真面目なことも考えましたよ。

今週はここまで。
また次回です。

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